バスに揺られて、ペインクリニックと整骨院通い。
この8か月で、激太りしたふじさわです。
去年の夏、勤務先だったヤ●ダ電機の中にある関連会社の事務所で、冷房が昼になると止まるサービスを受けており、それで夏バテして4kg痩せたのに。
体を壊して休職した反動で9kgも太りました。
ふじさわの中のIKKOが「プラマイ~」って言ってます。
背中がずっと痛いのも、自重に背骨が悲鳴あげてんのかもしれません。
整骨院でこってりほぐしてもらっても、珍しくなかなか回復しないのです。
ちなみに、神経が疲労でやられているため、お腹の皮膚がピリピリ痛くて……今、ペインクリニックにも行ってます。
偶然だけど、整骨院へはバスを乗り継いでいくんですが、その中継地点にペインクリニックがあったんですよ。
車のない人間なので、便利で助かります。
医者「じゃあ、リリカを処方しますね」
私「なにその美少女」
※薬の名前です。擬人化したくなります。
医者「あと、今日せっかく来てくれたので……スーパーライザーを当てておきましょう」
私「ちょっとまってちょっとまって何その対ゴジラ兵器みたいなの」
幸い、ふじさわはゴジラじゃなかったんで普通の医療用器具でした。
でも不安だったのでナースに確認しました。
ナース「じゃあ、3分を2セットしますね」
私「あの……これ、1発5万とかいいませんよね?」
ナース「(ブホッ)い、いや、そんなことないです」
診察とスーパーライザーとで、お会計は想定していた金額の10分の1だったのでよかったです。
それから整骨院に向かいました。
家主さまに「よう、そんな遠くの整骨院に行くな!」と驚かれたんですが。
おめえの尿道結石騒ぎで悪化したんだよって言わないふじさわは大人の女です。
それで、午後の部の診察にひょろーんと入ったら。
施術台の横にスーパーライザーがあってビックリ。
調べたら、いろんな科で採用されてるんですね。
ふじさわが通っているのは、「かとう接骨院」というところです。
滋賀にいた頃、通っていた「杉尾整骨院」の先生に。
「今度、広島に引っ越すんですが。先生のお知り合いが広島で開業されていませんか?」と聞いたんです。
それで「僕の友達がいるから」と教えていただいた整骨院です。
仲良しである杉尾先生の紹介、ということで非常に親切にしていただき、JRよりも早くて便利なバス停の場所や、おすすめの立ち飲み屋をたくさん教えていただいております。
※施術よりも大事です
※おまえ何しに行ってんだよ
先生「そうかそうか、これから広島で暮らすんか!」
私「はい」
先生「じゃあ、まずはカープに染まらにゃいけんのう」
ちょっと恐ろしい場所に来たかもしれない
大丈夫です。
小学生のころ旧ソ連にわたり、大学はロシア語学科卒のふじさわです。
色も赤いし、ちょっと軽く共産圏に来たと思えばいいんです。
※ふじさわはカープの選手は、鉄人・衣笠とか前田智徳しか知りません!
いやね。
何が楽しいってね。
バスの乗り継ぎ地点である八丁堀は、明るいうちからやってる飲み屋が多いんですよ。
偶然ですが、先生のオススメの飲み屋と、ふじさわの発掘した飲み屋が同じでした。
(先生はきちんと鍛えてらっしゃるので立ち飲みでも平気ですが、ふじさわは根性がないので2杯飲んだら足が死にます)
その八丁堀にあるペインクリニックに行ったと話したら、そこの院長先生(ふじさわを診察した人)がその整骨院に通っていたという話で。
世間は狭いですね。
家主さまに呆れられている、遠出ですが。
ふじさわ的には、家主さま以外で楽しく話せる広島の人ができてうれしいのでした。
京都のステキなお店「後院上ル」、そこで得たもの
ふじさわです。
ブログ開設が遅くなり、先に案内した友人たちには申し訳なかったです。
世間はお盆休みに突入しますね。
7月下旬。
引っ越しの荷物もほどき終えてないうちに家主さまが尿道結石を体内で作り出し、錬金術師に転職したため家の中がライブハウスのような状態でございました。
初犯のくせに熟練の錬金術師ばりに激痛が数日ずっと続いたそうです。
彼氏ガチャでSR王子様カード引いたはずが、おじい様カードでした。
そんなわけで。
ぶっ続けの介護+重たい段ボールを運んだせいですっかり背中のスジを傷め、整骨院に通い中です。
(それすらも行く暇がない)
広島のお店を紹介する前にまずは、こちら。
阪急の四条大宮駅からふじさわの短い足で10分ほどの路地にあるお店。
最初は、京阪の清水五条にあるこちらにふらっと立ち寄ったのですが。
そこに置いてあったオシャレなお店のカードデザインに惹かれ、行ってみました。
聞いたところ、「にこみや」から独立した店主が「後院上ル」を開業したんだとか。
広島に移住するまでの短い間でしたが。
平日の真っ昼間から現れる、ぬいぐるみ持参の危ない客だったせいか、優しい店主にすっかり顔を覚えていただきました。
(何されるかわからないもんね!)
シャリキンは家庭でも簡単に作れるパウチタイプが売っていますが、店主に聞いたところパウチは使わず、自分で凍らせて作っているそうです(その方が美味しいとのこと)。
ふじさわも自家製シャリキンには興味があるんですが、家で生産しだしたらアル中一直線の未来しか見えないため、「家で焼酎」は手を出していません。
独り飲みは気楽で楽しいのですが、なかなかたくさんの種類の食べ物を頼むことができません。
最初「まあ、冷奴から」と思って「トウフ」を頼んだところ出てきたのがこちら。
豆腐があっつい。
(皿が持てないほど!)
そして豆腐の表面には黄色い……カラシっ!?
どういうこと?
(しくじったなぁ……辛いの苦手だし、この暑いのに熱々の豆腐とか……)
そう思いながら食べ始めましたが。
この、豆腐の上に塗られたカラシがクセになるんですよ。
辛くてたまらないんだけど、カラシを箸で削いでしまうと物足りないんです。
カラシ、たっぷりのネギ、おかか、ダシ醤油。
すっかりトウフのファンになってしまいました。
トウフを求めて、他に用もないのに四条大宮まで行くただの中毒患者になりました。
そして広島に移住して、ふじさわは立派な後院上ルロスになりました。
「後院上ルのトウフ食べたいよおおぅぅぅ」
泣いても広島に2号店は出してくれそうにないので、自分で作ることにしました。
試行錯誤しました。
最初はしょうゆごとレンジしちゃったりとか(煮詰まってしょっぱい!)。
豆腐をレンジであたためたのは初めてでしたが、あたためすぎてスが入ったり、レンジの中で小爆発を起こしたり、なかなか大変でした。
家主さまはこの材料で「へぇ、カラシって温かい豆腐に合うんだね」って気に入ってくれたのですが、ふじさわは「何か違う……カラシがこんなんじゃなくて、おでんについてくるようなヤツだよなあ」と思いました。
チューブのカラシをバターナイフで頑張って塗っても、なめらかじゃないんですよね。
「カラシ 豆腐」でググってもそれっぽいのはないし……
そこで、料理が得意な友人のおかんに写真を送って、電話で相談したところ。
「それは、チューブのカラシじゃなくて粉のカラシを水で溶くのよ」
あの、缶のヤツか!
おかんはレシピを聞いて、「やだその豆腐、おいしそうじゃん♪」と、その夜に早速アテに作ったそうで。
「粉を買いに行くのが面倒だったから、チューブのカラシを白だしで溶いてみたわ」とのことです。
というわけで、トウフ再現リベンジ!
家主さまの、備前焼のおちょこを拝借。
これだよ、この黄色と柔らかさだよ!
完成!
家主さまもカラシでツーンとしながらも「これ、毎日でもいいね」とのことで。
移住して見事に肥えたふじさわ、夜はお米を食べずにこのジェネリック豆腐が主食になっています。
私「これを『後院ヤヤ上ル豆腐』としてクックパッドに投稿」
友人「(*'ω') 出禁になるよ」
最後の日に、お菓子と「こちらをどうぞ」とサービスで一品いただきました。
北海道の田舎者が、京都でなじみの店ができるという幸せな体験をさせてもらえました。
an anにも掲載された(買いました)、このお店「後院上ル」。
優しい店主とお手頃価格で美味しい料理が恋しくなります。
京都に戻ったときは絶対また訪ねようと思っております。
またぬいぐるみ持参ですけど出禁になっていませんように。